読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

YOU CAN (NOT) REDO.

厨二はじめました。

トランプが好きだ。

f:id:redoing:20170201164626j:plain
脱却というのは1つの成功のあり方だ。マンガの成功の1つの形がアニメ化であるように。ブログの成功が書籍化であるように。お笑い芸人の成功が文化人や映画監督であるように。AV女優からの脱却が松潤や伊能くんの彼女であるように。では、サラリーマンの成功は何だろう。出世という結果は確かに労働者からの脱却であるが、サラリーマンからの脱却ではない。部長レベルでは所詮はサラリーマン。身を粉にして日々働いても、経営層の鶴の一声で吹き飛んでしまう塵芥。宮仕えであることにはならない。過労死ラインをゆうに超えて働きづめの日々の結末が、経営層の不注意による買収→左遷なんて悲しすぎる。ああ、脱サラしたい。せめて仕事に疲れてない若い女の子といちゃいちゃしたい。出来れば、昨日カフェ・ド・クリエにいた佐野ひなこみたいなスタイルの看護学生(会話の内容から特定)がいい。そんなまっすぐなねがいを抱えながらコタツにくるまってスマホをいじっている平日の昼下がり、スマホをいじっていた僕に衝撃が走った。証券口座の株が半年前の1.5倍の値をつけているのだ。それから日々株価をチェックしていると、日々エラいさんに恫喝されることで得られる賃金を超えて増えていく株価。誰のおかげかと言えば、紛うことなきトランプ様である。日々ニュースでエキセントリックで極悪非道なな独裁者として報じられる彼、世界中から罵られながらせっせと僕の総資産を増やしてくれていた。ありがとうトランプ。イエス・ウィー・トランプ。僕のサラリーマン人生に脱サラという一筋の光が差した。このまま株で儲け続けて、日がなスタバで女子高生を眺めながらダラダラ過ごしつつ、余ったカネで佐野ひなこ(仮)を侍らせて、ついでにtinderで女子大生をひっかける人生。ワハハハハ、完璧な人生計画である。これまで人生の八割を日陰で過ごしてきたが、我が世の春が来たのだ。だけれども、一向におさまらない体調不良。ノンストップ・悪寒、ノンストップ・疎遠。何よりの資本は株ではなく身体と人脈。おおきなかぶも、抜ける腕力と手伝ってくれる友達があってこそ。今の状況をトランプ(ポーカー)で喩えるならば、ブタである。人生はままならない。ままならないが、人生計画をたてっぱなしで脱人生だなんてまっぴらごめんだ。ブタの手札がストレートに化けることを信じて、今日も机に向かってペンを握る。たまに休憩と称してスマホを握る。画面の右上に目を遣ると、1時間半が経っていた。